コマツ、国内市場向け建設機械、フォークリフトおよび純正部品、油脂類の販売価格を改定

 コマツは1月16日、国内市場向けの建設機械およびフォークリフトの全製品ならびに純正部品、ディーゼルエンジンオイルなどの油脂類を対象に、販売価格を改定(値上げ)すると発表した。

 コマツは、昨今の世界的なサプライチェーンの混乱による生産および販売への影響や、原材料価格や物流費の高騰の影響があるなか、中期経営計画の成長戦略を実現するため、部品調達の複数社購買体制の強化とクロスソーシング活用、コスト低減活動に取り組むなど、顧客への商品・部品の継続的供給に尽力してきた。

 国内市場においては22年1月にも本体の価格改定を実施したものの、原材料価格や物流費の更なる高騰に加え、労務費やエネルギーコスト上昇の影響もあり、企業努力での吸収は難しいと判断し、販売価格の改定を実施することにした。

■国内市場向け販売価格の改定内容は以下のとおり。

1.価格改定対象機種

 国内市場向け建設機械、フォークリフト全機種および純正部品、油脂類

2.価格改定内容
建設機械およびフォークリフト全機種 平均10%値上げ

 純正部品 平均 7%値上げ
 油脂類 平均28%値上げ

3.価格改定実施日
建設機械およびフォークリフト全機種 2023年2月1日以降の受注分より
純正部品・油脂類 2023年4月1日以降の受注分より

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