●年頭所感(2013年) 株式会社加藤製作所 代表取締役社長 加藤公康

 2023年の念頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 1895年の創業以降、当社は総合建設機械メーカー「KATO」として主にクレーン・油圧ショベルなどの荷役・建設機械の開発と生産・販売を行っております。

 当社は昨年から「収益性の改善・強化」「財務体質の改善」「将来の基盤構築」の3点を柱に据えた中期経営計画をスタートさせました。新型コロナウイルス感染症が収束しないなかでの世界的なサプライチェーンの混乱、原材料価格の高騰、海外の主力市場である中国の景気低迷など、足元の当社を取り巻く事業環境は厳しい状況が続きましたものの、取組んできた施策が少しずつ形や数字となって実現し始めた1年となりました。

 2023年も全社一丸となって中期経営計画に掲げた施策を遅滞なく推進し、さらなる業績の改善を図るとともに 当社の経営理念である「優秀な製品による社会への貢献」を念頭に「KATO」がステークホルダーの皆さまから一層の信頼と期待を頂けるよう努めてまいります。

 最後になりましたが、本年も皆さまの一層のご理解とご支援をお願い申し上げるとともに、本年が皆さまにとって実り多い一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

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