建設機械出荷、2022年11月は31.2%増の3,199億円、25カ月連続の増加

 日本建設機械工業会が12月27日に発表した2022年11月の建設機械出荷金額によると、 内需は2.4%増加の972億円、外需は49.6% 増加の2,226億円となった。その結果、内需は5カ月連続の増加、外需は25 カ月連続の増加となった。総合計では31.2%増加の3,199億円となり、 25カ月連続の増加となった。

■ 内需は2.4%増の972億円、5カ月連続の増加

 内需について機種別に見ると、油圧ショベル10.0%増加の312億円、建設用 クレーン11.9%増加の143億円、コンクリート機械16.8%増加の19億円、 基礎機械13.1%増加の39億円、油圧ブレーカ・圧砕機15.1%増加の21億円、 その他建設機械11.0%増加の75億円の6機種が増加し、内需全体では2.4%の 増加となった。

■外需は49.6%増の2,226億円、25カ月連続の増加

 外需について機種別に見ると、トラクタ74.0%増加の262億円、油圧ショベ ル68.1%増加の920億円、ミニショベル46.5%増加の384億円、建設用ク レーン24.5%増加の87億円、道路機械35.6%増加の31億円、コンクリート 機械70.7%増加の1億円、油圧ブレーカ・圧砕機11.0%増加の9億円、その他 建設機械49.5%増加の291億円の8機種と補給部品4.1%増加の240億円 が増加した。

 地域別に見ると、北米が23カ月連続で増加、アジアが21カ月連続で増加するな ど全9地域中8地域で増加し、外需全体では49.6%の増加となった。

■11月の油圧ショベル国内出荷台数は 10.5%減の2,325台

 11月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ2,422台(前年同月比0.7%減少)、油圧ショベル2,325台(同10.5%減少)、ミニショベル2,442台(同16.3%減少)、クローラクレーン30台(同11.8%減少)、ラフテレーンクレーン91台(同13.3%減少)、アスファルトフィニッシャ50台(同7.4%減少)――となった。

 2022年11月度建設機械出荷金額統計(ニュースリリース)