・次の軸となる新製品開発を推進
リックス(福岡市博多区)は12月14日、新製品の研究・開発を目的とする「リックス 協創センター」の建設を決定したと発表した。
同社は様々なパートナーと協力しながらものごとやソリューションをつくり上げていくことを 重要視しており、そのことを”協創”と表現している。
同社は、世界中のものづくりの課題を解決する”メーカー商社”。メーカー分野では、福岡県に自社工場を 持ち、ロータリージョイント(回転継手)や洗浄装置などの製品を製造している。これらの製品は、同工場の敷地内にある「技術開発センター」にて開発業務を行ってきた。
特に、既存製品(ロータリージョイントや洗浄装置)に対する改良や新機能の付加などは着実に実施し、ラインナップ等を充実させてきた。しかし、次の柱となる新しい製品・商品・サービスの開発は、既存製品の開発業務が忙しくなればなるほど、後回しにされるという状況にあった。
そこで、既存製品にとらわれず、同社にとって次の柱となる新製品・新商品・新サービスを開発するため、リ ックス協創センターの開設を決定した。また、その開設地については、既存製品を開発している場所(福岡事業所)から離れた場所に置き、新製品・新商品・新サービスの開発を進めやすい環境を整える。
同社が中⻑期経営計画で目標に掲げている「オリジナル品比率の向上」を達成するため、リックス協創センタ ーでは、流体制御技術を核とした新製品・新商品・新サービスの開発を推進し、世界中の産業界の顧客課題解決や、SDGs の達成に寄与していく。
<リックス協創センター概要>
名称:リックス協創センター(英語名称:RIX Cooperative Creation Center)
所在地:福岡県糟屋郡粕屋町大字仲原字貝田1847番他1筆
建築面積:1,055㎡(延床面積:3,802㎡)
構造:地上4階建鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)
施設用途:流体制御技術を軸とした新製品の研究・開発
着手:2023年3月1日
完成:2024年6月末(予定)※引渡し後、随時稼働
投資額:約19億5千万円(同社として過去最高の投資額)
環境・省エネ対策:NearlyZEB(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)
詳細は、ニュースリリース
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