ヤンマー、日本政策投資銀行の「DBJ環境格付」で最高ランクを18年連続で取得

 ヤンマーホールディングス(大阪市北区)は12月20日、㈱日本政策投資銀行(DBJ)の「DBJ環境格付」の評価において、最高評価のAランク格付を18年連続で取得したと発表した。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発した格付システムにより企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという融資メニュー。

 今回の格付においては、下記の点が特に評価された。

・新たな環境長期ビジョンとして「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を策定し、自社のグリーンハウスガス(GHG)排出量ゼロや環境負荷フリーの実現のみならず、水素燃料電池システムやスターリングエンジン発電設備などのソリューション開発を加速することで、顧客のGHG排出ネガティブや資源循環化にまで貢献していく将来像を打ち出している点

・「ヤンマーグループ地球環境委員会」を「グループ戦略会議」の傘下の会議体として改組するとともに、国内外のグループ会社を対象に含めてテーマ別、事業別、地域別の分科会を開催し、具体的な施策などに関する議論を実施することにより、経営戦略と一体となった環境マネジメントをグループ全体に展開している点

・エネルギーマネジメントシステムを生産拠点だけでなく営業拠点にも新規導入・刷新するほか、将来の事業化も見据え、脱炭素技術を自ら活用していくための中期的な投資枠を設置するなど、2030年における自社でのカーボンニュートラルを目指した取り組みを推進している点

 ヤンマーは、今後も環境負荷低減やCSR活動に積極的に取り組みながら、顧客の課題を解決するソリューションを提供することにより、“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現を目指していく。

 ニュースリリース