㈱荏原製作所は12月20日、精密・電子事業カンパニーの主力製品であるドライ真空ポンプのオーバーホール工場を新設すると発表した。
半導体市場は、自動車、エネルギー、医療の分野での需要拡大や、IoT、DXの進展に伴い、更なる成長が予測されている。半導体製造現場で欠かせないドライ真空ポンプの需要も拡大しており、アフターサービス拡充のため、同製品のオーバーホールを担う工場を新設する。
東北工場の新設により、顧客の生産活動における安定稼働をサポートしていく。今後も多様化し加速する半導体業界の更なる発展と、荏原の長期ビジョン「E-Vision2030」で掲げる「進化する豊かな生活づくり」に貢献していく。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていく。
<計画概要>
所在地 :福島県伊達市保原町(保原工業団地内)
施設内容:ドライ真空ポンプオーバーホール工場
建築面積:約3,000㎡
敷地面積:約10,000 ㎡
着工時期:2023年6月予定
竣工時期:2024年7月予定
投資金額:非開示