DMG森精機は12月14日、中期経営計画2025を発表した。2025年売上高6,000億円(2022年見通し4,650億円)、営業利益720億円(同450億円)を目指す。
DMG森精機はこれまで、社会的ニーズの変遷に伴い、大量生産から工程集約・自動化・DX・GXへと進化する顧客の 加工ニーズに寄り添い、累計約30万台の工作機械を納入してきた。今後は、新興国での賃金上昇や先進国でのオペレーター不足等に起因し、工程集約・自動化・DXのニーズは一層高まっていくものと予想される。 また、カーボンニュートラルの実現と競争力向上の両立に向けたGXのニーズもより高まっている。
このような環境のもと、これまでの工程集約・自動化・DX・GXの取り組みをより一層加速・本格化させ、 顧客の加工ニーズへのソリューションを一気通貫で提供できる企業としての基盤を強化するため、 このほど中期経営計画2025を策定した。
中期経営計画の期間2023~2025年を、工程集約・自動化・DX・GXをより加速化させる期間と位置付けて、 顧客により高い付加価値を提供する “事業モデルの進化”、その事業を支え・伸ばす “経営基盤の進化” により 実現していくとしている。
• 事業モデルの進化:高付加価値機/ビジネスへのシフトと、エンジニアリング・保守サービスの強化により、 お客様の工程集約・自動化・DX・GXを促進し、当社収益の安定化も目指す。
• 経営基盤の進化:強靭なサプライチェーンの構築、競争力の源泉となる人材の育成や戦略的な 人材ポートフォリオの構築により、いかなる場合でも顧客に高付加価値を提供する。また、これらの活動を通じてグローバル規模での社会課題の解決や地域社会への貢献も継続して行い、 様々なステークホルダーのパートナーとして、共に繁栄していきたいとしている。
詳細は、ニュースリリース
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