三菱化工機は12月5日、東邦ガス・知多緑浜工場(愛知県知多市)向けに水素製造装置の納入が決定したと発表した。
この水素製造装置は、東邦ガスが取り組んでいる「カーボンニュートラルに資する水素サプライチェー ン構築」に向けて知多緑浜工場に納入するもの。今回の納入範囲は、三菱化工機水素事業主力製品の一つである中型水素製造装置 M—HyGeiaおよび水素出荷設備となっている。
三菱化工機は1964年に天然ガス等を原料とする水素製造装置につき、国内1号機を手掛けて以来、約60年に亘る納入 実績を持っている。また、今回納入が決定した中型水素製造製造装置 M-HyGeia は、産業用途に数多くの納入実績がある。これらの実績により培った知見を活かし、東邦ガスの「カーボンニュートラル に資する水素サプライチェーン構築」に微力だが、貢献していきたいとしている。
三菱化工機は、今後もカーボンニュートラルの実現に向けた水素の普及拡大のため、水素製造装置の納入をはじめ、 製造水素のブルー/グリーン化、水素サプライチェーンに係る製品の開発等の取り組みを推進することにより、水素社会の実現とその先にあるカーボンニュートラル社会の実現に貢献できるよう取組んでいく。
<詳細>
納入場所 :東邦ガス株式会社知多緑浜工場
装置名称 :中型水素製造装置 M-HyGeia
水素製造能力 :1.7トン/日
原 料 :天然ガス
納入範囲 :水素製造装置および水素出荷設備
完成時期:2024年
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