イビデン(岐阜県大垣市)は12月12日、2021年9月10日に基本協定を締結した大野町の工場用地において、起工式を行ったと発表した。
同工場用地は、岐阜県揖斐郡大野町が「大野神戸インターチェンジ周辺まちづくり整備事業」により整備を進めているもので、同社の中長期的な成長と、大野町の地域活性を目指し、取得を決定した用地。用地の引き渡し時期は、当初計画通り2023年9月末を予定しており、このほど、基礎工事を開始する運びとなった。工事においては、地域住民ならびに関係各所の理解と協力を得ながら、安全第一に進めていく。
なお、具体的な生産品目、操業開始時期や規模などについては、2023年度より始動する新中期経営計画を支える主力工場とすべく、今後の市場成長が期待されるあらゆる分野を視野に入れて検討していく。詳細については、決定次第、発表する予定。