メッツォ・オートテック、カザフスタンに銅溶媒抽出および電解採取技術を提供

 Metso Outotec(メッツォ・オートテック):2022 年 12 月 1 日

 Metso Outotec は、Caravan Resources の子会社である Kyzyl Aray Copper と、カザフスタン共和国のカラガンディ地域に建設されるプラント向けの銅溶媒抽出および電解抽出技術の供給に関する契約を締結しました。鉱物部門の第 4 四半期の受注では、約 3,500 万ユーロの受注が計上されています。

 Metso Outotecの技術パッケージには、モジュール式の VSF®X 溶媒抽出プラントと、電解抽出プラントの主要プロセス機器が含まれています。

 Metso Outotec の湿式冶金担当副社長 Mikko Rantaharju (ミッコ・ランタハルジュ)は次のように述べています。

 「このプロジェクトでKyzyl Aray Copperと協力できることを楽しみにしています。 当社のプラネット ポジティブ製品群の一部であるエネルギー効率の高い VSF®X 溶媒抽出プラントは、排出量を削減し、安全に操作できます。 Kyzyl Aray 銅プロジェクトは、成長するカザフスタンの銅市場において、溶剤抽出と銅回収のための電解採取技術を使用する完全な生産プラントのサプライヤーとして、Metso Outotec にとって重要な新しい基準になるでしょう。」

■Metso Outotec (メッツォ・オートテック)について
 Metso Outotecは、世界中の骨材、鉱物加工、金属精製業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューション、サービスのフロントランナーです。当社の製品とプロセスの専門知識により、顧客のエネルギーと水効率を向上させ、生産性を高め、環境リスクを軽減することで、私たちは前向きな変化のパートナーです。Metso Outotecは、科学ベースの目標で地球温暖化を1.5°Cに制限することにコミットしています。
 フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50カ国以上で15,000人以上の従業員を雇用しており、2021年の売上高は約22億ユーロでした。同社はナスダックヘルシンキに上場しています。

 ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。