建設機械出荷、2022年10月は20.6%増の2,942億円、24カ月連続の増加

 日本建設機械工業会が11月30日に発表した2022年10月の建設機械出荷金額によると、 内需は2.4%増加の876億円、外需は30.5% 増加の2,066億円となった。その結果、内需は4カ月連続の増加、外需は24 カ月連続の増加となった。総合計では20.6%増加の2,942億円となり、 24カ月連続の増加となった。

内需は2.4%増の876億円、4カ月連続の増加

 内需について機種別に見ると、トラクタ2.9%増加の116億円、建設用クレー ン31.4%増加の120億円、その他建設機械19.3%増加の71億円の3機種と 補給部品6.9%増加の118億円が増加し、内需全体では2.4%の増加となった。

外需は30.5%増の2,066億円、24カ月連続の増加

 外需について機種別に見ると、トラクタ42.0%増加の222億円、油圧ショベ ル24.1%増加の782億円、ミニショベル43.7%増加の391億円、建設用ク レーン15.2%増加の108億円、コンクリート機械24.7%増加の1億円、油圧 ブレーカ・圧砕機25.6%増加の11億円、その他建設機械41.7%増加の265 億円の7機種と補給部品28.7%増加の259億円が増加した。

 地域別に見ると、北米が22カ月連続で増加、アジアが20カ月連続で増加するなど全9地域中5 地域で増加し、外需全体では30.5%の増加となった。

■10月の油圧ショベル国内出荷台数は 14.7%減の2,147台

 10月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ1,483台(前年同月比33.4%増加)、油圧ショベル2,147台(同14.7%減少)、ミニショベル2,514台(同12.6%減少)、クローラクレーン23台(同27.8%増加)、ラフテレーンクレーン80台(同9.6%増加)、アスファルトフィニッシャ41台(同2.4%減少)――となった。

 2022年10月度建設機械出荷金額統計(ニュースリリース)