伊藤忠丸紅鉄鋼グループと黒田精工、モーターコア製造事業で合弁会社

 伊藤忠丸紅鉄鋼(東京都中央区)、紅忠コイルセンター 関東(埼玉県富士見市)および黒田精工(神奈川県川崎市 )は、10月31日、モーターコア製造事業を行う合弁会社を設立することに合意したと発表した。

 近年、環境負荷低減の動きが世界的に加速し、日本国内においても電動車の需要が急速 に伸びている状況において、伊藤忠丸紅鉄鋼グループ及び黒田精工は共同で電動化戦略を模索してきた。

 黒田精工が持つ最先端のモーターコア製造技術と、伊藤忠丸紅鉄鋼グループが 持つコイルセンター機能・プレス操業ノウハウを集約し、高品質・高性能な電動車駆動用モーターコアを量産することを決定した。

 電動車駆動用モーターの技術は国内外を問わず日進月歩で発展しており、3社が持つリ ソースを活用し、車載用モーターコア製造事業を一丸となって拡大・拡充し、社会の脱炭 素化に寄与していく。

<合弁会社の概要>
会社名 :紅忠黒田ラミネーション株式会社 (Benichu-Kuroda Laminations Co.,Ltd. )
事業内容 : モーターコア製造事業
本社所在地: 茨城県那珂市
株主構成 :伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 51%、紅忠コイルセンター関東株式会社 29%、黒田精工株式会社 20%
設立:2023年1月 (予定)

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