日本電産シンポ、駒ヶ根事業所を開設、総投資額は 160 億円

 日本電産シンポ(京都府向日市)は11月17日、京都府向日市に新築した Nidec パークへの移転を進めている日本電産長野技術開発センター(長野県駒ヶ根市、敷地面積:32,800 ㎡)の建屋を増設・改装し、 精密減速機(精密制御用減速機および遊星減速機)の研究開発および生産拠点を設立することで、拡大する精密減速機の国内市場への供給能力の大幅増強を図ると発表した。総投資額は 160 億円、フル稼働時(2025 年末)の従業員数は 750 名を計画している。

 第1期計画では、日本電産長野技術センターの延床面積 16,800 ㎡を改修し、精密減速機の研究開発および生産を 2023 年 4 月より開始する。年産能力 は36 万台。

 第2期計画では、同敷地内に延床面積 6,000 ㎡の新工場を建設し精密減速機の生産を 2024 年 4 月より開始する。年産能力 は24 万台。これによって駒ヶ根事業所の総生産能力は 60 万台/年とする計画。

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