油研工業が11月10日に発表した2023年3月期第2四半期連結累計期間(4〜9月)の売上高は140億1千5百万円(前年同期比0.2%減)、 営業利益は5億3千7百万円(同31.6%減)、 経常利益は7億2千9百万円 (同15.0%減)となり、特別利益に連結子会社ユケン・インディア LTD.においての土地譲渡益12 億4千5百万円を含む固定資産売却益12億4千8百万円等を計上し、税金等調整前四半期純利益は19億7千万円(同125.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億3千4百万円(同49.8%増)と なった。
4〜9月期における世界経済は、中国でのゼロコロナ政策による上海等でのロックダウンの影響、 ウクライナ危機の長期化を背景に、資源価格高騰による物価上昇等、予断を許さない状況となっている。わが国経済においても、新型コロナウイルス感染症の影響は、感染対策・感染対応の進展等により、経済活動の正常化が進 んでいるものの、海外景気の減速リスク、物価上昇、急激な円安等、先行きは不透明な状況となっている。
■連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2023 年3月期通期の連結業績予想については、中国市場での射出成型機市場需要停滞の継続により売上高は減少する見込みであり、第2四半期連結累計期間の業績及び今後の経済動向を鑑み、下記の通り業績予想を修正した。
売上高280億円(前期比4.1%減)、営業利益13億円(前期比122.8%減)、経常利益15億5千万円(同14.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益14億5千万円(同9.4%増)。
なお、ユケン・インディア LTD.の土地譲渡が完了することを前提として、固定資産売却益(特別利益)を見込んでいる。
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