・拡大するアジア市場に対応
岩谷産業(本社:大阪・東京)は11月8日、中国に続き海外2拠点目となるカセットこんろ製造工場をタイに建設することを決定したと発表した。子会社でタイで金属加工業を手掛けるバンコクアイ・トーア会社内に製造ラインを新設し、2023 年4月に稼働を開始する予定 。また、同時に同工場で生産する製品をタイ国内及び日本を含めた海外へ販売するため 2022 年 12 月には、「イワタニカセットフー(タイ)会社」を設立し、海外での販売を強化する。
岩谷産業のカートリッジガス事業は、海外でのカセットこんろ・ボンベの販売拡大を進めており、それに伴ってタイ、マレーシア、インドネシアなどの東南アジア市場で、新規取り扱いが拡大するなど売上が増加している。
岩谷産業ではこれまで、日本国内および中国の2拠点で海外市場向けの生産を担ってきたが、アジア地域での更なる事業拡大を推進するにあたり、市場ニーズを捉えた商品の開発・投入をタイムリーに行い、合わせて安定した供給体制の構築と BCP 対策を目的として、新会社の設立およひ新工場を建設することにした。
<新工場の概要>
名称:バンコクアイ・トーア会社
場所:18/6 Rama 2Rd,TamboI Nadee, Amphur Muangi
Samutsakorn 74000, Thailand
面積:3,000m2
製造能力:100 万台/年
竣工予定:2023 年 4 月
<新会社の概要>
名称:イワタニカセットフー(タイ)会社
場所:323 United Center Building, 29th Floor Room No.2903, Silom Road, Silom Bangrak, Bangkok 10500, Thailand
※泰国岩谷会社内
設立年月日:2022 年 12 月
事業内容 :製品開発支援、海外向け販売など
資本金 :50 百万バーツ
画像:バンコクアイ・トーア会社
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