三菱重工業が11月1日に発表した2023年3月期(2022年度)第2四半期(4~9月)連結業績によると、受注高は、前年同期比32%増の2 兆184億円、売上収益は同13%増の1 兆 8,752億円となった。事業利益は同109%増548億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同348%増の541億円となった。
■2022年度第2四半期決算実績ハイライト
・受注高:20,184億円(前年同期比:+4,842億円)
GTCC、航空エンジン、原子力、製鉄機械、物流機器、冷熱を中心に受注を伸ばし、 全セグメントで前年同期比増加。
・売上収益:18,752億円(前年同期比:+2,115億円)
GTCC、航空エンジン、原子力、製鉄機械、物流機器、冷熱を中心に売上収益を伸ばし、 エナジー、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の3セグメントが 前年同期比増収。
・事業利益:548億円(前年同期比:+286億円)
売上増、固定費削減、為替影響により、事業利益は前年同期の262億円から倍増。
・当期利益:541億円(前年同期比:+420億円)
事業利益の増加に加えて、円安進行による為替差益も寄与し、 当期利益は前年同期の120億円から348%増加し541億円となった。
■2022年度の業績見通し
2022年度の業績は、売上収益4兆1,000億円(前年度比6.2%増、前回予想は3兆9,000億円)、事業利益2,000億円(24.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,200億円(5.7%増)の見通し。
(未確定外貨に係る円の対ドル、ユーロの為替レートの前提は、1ドル140円、1ユーロ140円)
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