北越工業は10月28日、2023年3月期業績予想について、売上高は44,500 百万円(前回予想40,000)、営業利益5,250(同3,820)、経常利益5,400(同4,000)、親会社株主に帰属する当期純利益を3,672(2,760)と前回予想を修正すると発表した。
同社の業績は、販売面では、建設機械事業の国内は民間投資の新規建設工事需要の回復を背景に、高所作業車の出荷は大幅に増加。海外は、前年度から続く北米向け受注の大幅な増加や、東南アジアにおける新型コロナウイルス感染症に関する制限緩和をきっかけとした経済回復などを背景に、大きく売上を伸ばしている。また、産業機械事業においては主力のモータコンプレッサ は、中期経営計画に掲げた目標達成に向けて、国内のシェア獲得を推し進めると共に、設備投資マインドの回復に伴い出荷が堅調に推移している。
利益面では、販売増と年初から続く記録的な円安が、特に北米向け販売における利益の大幅な押上げ要 因となり、今後もこの傾向は続くと予想している。
以上のことから、第2四半期及び通期の連結業績の見通しについては、前回発表予想を上回る見込となった。
なお、業績予想の為替レートは、1米ドル=135円、1ユーロ=135円を前提としている。
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