レンゴー、愛媛東温工場を建設し松山工場を移転

 レンゴー(大阪市北区)は10月27日、愛媛東温工場(愛媛県東温市)の建設に着手したと発表した。

 松山工場(愛媛県松山市)は、1960年(昭和35年)より四国における段ボール製造拠点として操業してきたが、松山外環状道路空港線整備事業に協力するため土地の一部収用に応じ、東温市の田窪工業団地に工場を新設、移転することにした。移転先となる愛媛東温工場については、10月26日に安全祈願祭を執り行い、建設工事に着手した。

 新工場は、2024年完成予定の松山自動車道東温スマートインターチェンジから約200mと物流環境に恵まれており、四国全体におけるレンゴーグループの連携と供給体制の一層の強化が期待できる。また、太陽光発電設備およびLNGサテライト設備などを導入し、環境目標「エコチャレンジ2030」に掲げるCO₂排出量削減に取り組むとともに、デジタル技術の活用により生産性の向上を目指していく。

<新工場の概要>
名称:レンゴー株式会社 愛媛東温工場
所在地:愛媛県東温市田窪字前川610-5田窪工業団地
(松山工場から南東に約17km)
敷地面積:約65,000㎡
建築面積:
約28,200㎡延床面積:
約32,400㎡
事業内容:段ボールシート、ケースの製造・販売
総投資額:約140億円
操業開始:2024年1月(予定)

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