日本ロボット工業会、2022 年7～9月期【会員ベース】ロボット統計受注・⽣産・出荷実績を発表

・受注は10.7％増の2,361億円、生産は9.2％増の2,231億円 日本ロボット工業会がまとめた2022 年7～9月期【会員ベース】ロボット統計受注・⽣産・出荷実績によると、受注額が対前年同期比10.7％増の2,361億円、生産額が9.2％増の9.2％増の2,231億円となり、生産額は四半期で過去最高となった。また、出荷額は同12.2％増の2,260億円となった。 出荷実績をみると、国内向けは前期同様に、自動車製造業向け中心に勢いに欠けるものの、半導体用や実装用等の好調さは継続した。輸出は前年同期が好調だった中国向けなどで減少がみられたものの、全体としては高水準で推移した。国内向けと輸出を合わせた総出荷は、台数、金額ともに四半期で過去最高を記録している。新型コロナウイルス感染症や地政学的緊張などの各種リスクにさらされる中においても、ロボット需要は回復・広がりをみせているものの、今後の動向には引き続き注視する必要がある。 受注・生産・出荷の各状況は→ニュースリリース参照。