・EV 駆動用モーターコア専用ラインの総合システム販売開始
アイダエンジニアリングは10 月 27 日 、高速精密プレス機による EV 駆動用モーターコア生産に必要な周辺装置を自社開発したと発表した。これによりアイダはプレス機単体だけでなく、高速精密プレスライン全体を総合システムとして提供できるようになった。
■ 開発背景
自動車電動化に不可欠な駆動用モーターコアの生産増加に伴い、高速精密プレス機の需要拡大が 続いている。アイダはこれまで高速精密プレス機以外の周辺装置については、他社製品を調達し、ラインナップして納入していた。しかし、各周辺機器メーカーによって製作納期やアフターサービス内容が異なり、かねてよりアイダ製の総合システムを要望する声を多く受けていた。
アイダはカスタマーサービスの向上、業界トップクラスの高性能システムを実現するため、このほど生産プレスライン先頭のアンコイラ、S ループ装置から、フィーダー (プッシュ&プル)、転積装置、スクラップカッター(スケルトン用)に至るまでの周辺装置一式を自社開発した。 送り装置に搭載されている小型モーターには、アイダがプレス機用に自社開発した高トルクサーボ モーターの技術を応用展開しているため、パワフルな送りが特長。
今後は、高速精密プレスライン全体のトータルソリューションが可能となるほか、アイダのグローバルネットワークをいかして、日本のみならず海外でのモーターコア生産においても 最適なサービスを提供することが可能となる。
<販売の概要 >
販売開始 :2022 年 10 月より
販売目標:年間 30 ライン
※販売機種・販売地域・ライン仕様については別途ご相談ください。
販売予定価格:3 億円~4 億円(ライン全体概算/MSP-3000-370 の場合)※ライン仕様による。
詳細は、ニュースリリース
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