アマダ、ファイバーレーザマシン「REGIUS-3015AJe」が MM 賞を受賞

・熟練度を問わない高速・高品質加工へ、新開発の NC 装置「AMNC 4ie」を搭載

 ㈱アマダは10 月 26日、ドイツ ハノーバーで開催されている世界最大級の板金加工業界の見本市「EuroBLECH 2022」におい て、MM 賞を受賞したと発表した。

 MM 賞は、ドイツで最も権威のある製造業界誌「MM MaschinenMarkt」が、金属加工業界に おける先進的、革新的な出展製品に対して表彰する賞。受賞した商品は、誰にでも高速・高 品質な加工を可能にするファイバーレーザマシン「REGIUS-3015AJe」。

 現在、板金加工の製造現場では、さらに高まる精度の要求や短納期への対応、加工技術の 伝承などを背景に生産性の向上や段取り・操作の簡易化に対するニーズが高まっている。

 「REGIUS-3015AJe」は、これまでの「REGIUS-AJシリーズ」の機能を引き継ぎながら、新開発のビームコントロール技術でこれまでにない滑らかな切断面を実現し、高速と高品質を両立させ た。

 加えて新開発のNC装置「AMNC 4ie(アムエヌシー フォー アイ イー)」を搭載。オペレーターを 顔認証して作業者に合わせた操作画面の起動、言語表示、権限の切り替えなどを自動で行うことで、熟練度を問わないマシンへと進化した。さらに、モバイル端末によるリモート操作を採用し、 マシンから離れた場所でも状態を監視できるほか、材料の管理やスケジュール作成、加工をリモ ートスタートさせるといった一元管理ができ、一人で複数台のマシン操作が可能になった。

 MM賞は2022年より一般投票による受賞となり、「REGIUS-3015AJe」は多くの顧客に支持された。今後もアマダは、差別化した加工技術で顧客の課題とニーズを解決し、モノづくりに貢献する。

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