日立造船は10月12日、同社を代表とする企業グループは、埼玉県久喜市(梅田修一市長)よ り、ごみ処理施設の整備運営事業を DBO(Design/Build/Operate:設計/建設/運営)方式で受注したと発表した。
同事業は、既存施設の老朽化に伴い、新たにごみ処理施設とリサイクル施設を建設するもの。今回、高い発電効率や景観に配慮した外観デザイン、市民への環境教育などを含めた提案が 総合的に評価され、受注に至った。
建設後は、同事業のために設立された特別目的会社により 20 年間の施設運営を行う。
日立造船は、1965 年に日本初のごみ焼却発電施設を大阪市に納入して以降、グループ累計で国内 500 件以上のごみ処理施設を納めている。日立造船はごみ焼却発電施設の普及を通じて、今後も SDGs(持続可能な開発目標)達成や環境問題の解決に積極的に取り組んでいく。
<受注概要>
発注者:久喜市 梅田修一市長
グループ構成:代表企業 日立造船株式会社/構成企業 五洋建設株式会社、株式会社川崎技研、Hitz 環境サービス株式会社
建設地:埼玉県久喜市菖蒲町台2770番地1他
施設規模:エネルギー回収施設(ストーカ式焼却炉:155t/日=77.5t/日×2炉) マテリアルリサイクル推進施設 11t/日(5h)
事業期間:設計・建設期間 2022年10 月~2027年3月
運営期間:2027年4月~2047年3月(20年間)