・インド販売台数3倍の年間300台を目指す
シチズンマシナリー(長野県北佐久郡御代田町)は10月7日、重点市場の一つであるインドにおいて販売体制の強化と顧客向け各種サービスの一層の充実を目的に、テクニカルセンターを2022年10月にバンガロール東部に移転し、面積を約2倍に拡張すると発表した。これにより、2024年までにインドでの販売台数を現状の3倍となる年間300台とすることを目指す。
インド市場は、自動車関連業界や医療業界を中心として足元の受注が堅調であるほか、人口13億人以上を抱え中長期的な需要拡大が見込まれる。
シチズンマシナリーは、2014年にテクニカルセンターを開設以降、展示機の拡充や販売・サービス体制の構築などにより順調に販売を伸ばしてきた。今後も同市場において、旺盛な需要に対応し事業を推進していくためには、拠点となる現地テクニカルセンターの拡張が急務であると考え、移転・拡張した。
テクニカルセンターの移転に伴い、Cincom、Miyanoブランドの展示機械を22年度内に4機種から7機種に増やす。また、ショールームを活用しての加工技術の支援といった顧客対応のビフォアサービス(受注前顧客対応)、アフターサービスの強化などを更に進め、よりきめ細やかで迅速に顧客へ対応する体制を構築する。
<新テクニカルセンターの概要>
名称:Citizen Watches (India) Pvt Ltd,Citizen Machinery Technical Center Division
所在地:No. 38-A1,Doddanekkundi Industrial Area, Ⅱ Phase, Mahadevapura Post, Bangalore, Karnataka 560048, India
開設時期:2022年10月
サービス内容:ショールーム機能(同社機械7台展示予定)、営業機能、サービス機能