・継続的な採用、東南アジア各国の治水対策への波及を期待
㈱技研製作所(本社:高知市)は10月12日、同社が製造販売する杭圧入引抜機「サイレントパイラーⓇ」による「インプラント工法Ⓡ※」が、タイの主要河川「パサック川」の護岸整備事業に採用され、工事が進んでいると発表した。
グループ企業の Giken Seisakusho Asia Pte., Ltd.(本社:シンガポール、技研製作所アジア)が発注者に技術提案し、工法採用と機械販売を実現。周辺住民の生活環境への影響を最小限に抑える“無振動・無騒音”施工や施工精度が高評価を得た。
事業は、パサック川の中でも物流上重要な約52㎞が整備区間とされ、今回はそのうち約2㎞が対象。事業は今後も継続予定で、現場見学会などを通じて圧入技術の優位性の普及活動を行い、工法採用および機械販売の拡大を推進していく。
また、豪雨により河川氾濫が頻発する東南アジアでは国策で治水対策が急がれている。工事は船舶航行のための護岸整備が主目的だが、「インプラント構造Ⓡ」の護岸は水害に粘り強く耐え、流域に暮らす人びとの命や財産、文化を守る。国土強靭化にも大きく貢献する本件が、今後域内各国の治水対策に波及効果を生むことを期待している。
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