・サステナビリティ経営による持続的成長の実現を加速
コマツは9月30日 、2022年9月29日、100%子会社であるKomatsu Finance America Inc.を通して、サステナビリティ・リンク・ボンド(米ドル建無担保普通社債、以下、SLB)を発行することを決定したと発表した。社債発行額は6億米ドル(約870億円、145円換算)。
SLBは、発行体が事前に定めたKPIの達成状況に応じて、条件が変わる債券。コマツは、2025年3月期をゴールとする3カ年の中期経営計画「DANTOTSU Value - Together, to “The Next” for sustainable growth」において、成長戦略を通じて収益向上とESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造を掲げており、今回のSLB発行により、持続的な成長の実現を目指すサステナビリティ経営を加速していく。
コマツは、中期経営計画において、2030年のCO2排出量を2010年比で50%とすることを経営目標として設定しており、またチャレンジ目標として2050年までのカーボンニュートラル達成を掲げている。自社の拠点、自社製品使用時にとどまらず、顧客の現場全体にも拡げ、施工の最適化により社会のCO2削減に貢献することを目指しており、今回のSLBにおいても以下2つのCO2削減目標をKPIとした。
・KPI1:生産によるCO2排出(原単位)=生産金額当たりのCO2排出量
・KPI2:製品使用によるCO2排出(原単位)=作業量当たりのCO2排出量
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