コマツ、「bauma2022」に出展、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を加速

 コマツは9月22日、10月24日から30日までの7日間、ドイツのミュンヘンで開催される国際的な建設機械見本市「bauma 2022」に出展すると発表した。

 世界中で気候変動に対する意識が高まる中、コマツは持続可能な社会の実現を目指し、2050年までのカーボンニュートラル達成を宣言している。「bauma 2022」では長年培ってきた技術とノウハウを活かした建設・鉱山機械をはじめとする、最新の商品・サービス・ソリューションを紹介する。コマツは、今後も顧客とともに新たな価値創造を目指し、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を加速させる。

 会場では、2021年5月にコンセプトマシンとして発表した「フル電動・オペレーター非搭乗式ミニショベル」や、2022年3月に国内市場へ導入した電動マイクロショベル「PC01E-1」を参考出展するほか、2021年3月に国内市場へ導入した「PC30E-5」をモデルチェンジした3トンクラスの電動ミニショベルなど電動化建設・鉱山機械を中心に最新の実機展示を行う。

 現場を最適化し新たな顧客価値の創造を目指すソリューションであるSmart Constructionについては、2021年に発足したEARTHBRAINと共同で展示を行う。現場のデジタルツインや様々な地域におけるSmart Constructionの導入事例のほか、電動化建設機械へ装着可能なレトロフィットキットや2022年7月に日本で導入開始した小規模土木現場のデジタル化に貢献するSmart Construction Quick3Dについても紹介する。また、次世代Komtraxを含めた新たなテレマティクスシステム※ で、顧客の現場における生産性向上、適正なメンテナンスなどについて、データを活用した従来以上の改善を実現するソリューションを展示する。そのほか、透明なタッチパネルと大型スクリーンを組み合わせたバーチャルスタンドでは、顧客に最新型のホイールローダーを紹介する予定。

 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上とESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していか。

※ テレマティクスシステム:建設機械などに搭載した通信システムを通じて、情報サービスをリアルタイムで提供すること。

ウェブサイト
欧州コマツでのbaumaリリース:https://komatsu.eu/en/events/bauma2022https://komatsu.eu/en/events/bauma2022
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