ニプロファーマ 、約 130 億円投じ福島県白河市に経口剤製造工場を建設

 ニプロ(大阪市北区)は9月16日、医薬品製造子会社であるニプロファーマ(大阪市中央区)が、福島県白河市の土地を取得し、経口剤製造工場を建設すると発表した。

 ニプログループは国内経口剤工場として 3 社 5 拠点を展開している。医薬品の需要が高まるなか、 ジェネリック医薬品製造販売業者および医薬品受託製造企業として、今後の数量拡大に対応すべく製造能力の増強を図ることは重要な課題。そこでこのほど、福島県沖地震による被害が市場に及ぼした影響を教訓とし、BCP 対策に重点を置いた種々の取り組みを進める一環として、地盤の安定した土地に低階層の経口剤製造工場を建設するもの。

<新工場の概要>
名称:(仮称)ニプロファーマ株式会社 白河工場
所在地:県営工業団地「工業の森・新白河」(福島県白河市豊地)
敷地面積:約 50,000 m²
延床面積:約 13,000 m²
投資額:約 130 億円
生産品目:経口剤
生産量:約 12 億錠 (総実装時最大 24 億錠)
竣工日:2025 年 6 月(予定)
稼働開始:2025 年 7 月(予定)
新規雇用人数:約 100 名
※ 第 12 次津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金の採択を受けている。

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