・ロボティクス活用により、医療・介護、農林業市場へ事業拡大
㈱椿本チエイン（大阪市北区）は9月15日、テクノロジーの力で人を扶助する「ヒューマンアシスト事業」を本格始動すると発表した。
椿本チエインでは、2021年からスタートした「中期経営計画2025」において、①「人にやさしい社会の実現」、②「安全・安心な生活基盤の構築」、③「地球にやさしい社会の創造」の３つの社会課題の解決につながる「次世代ビジネスの創出」に向け活動を展開中。
そのうち、①「人にやさしい社会の実現」では、「ヒューマンアシスト事業」を新ビジネスの１つに掲げており、ロボティクス（ロボット工学）を活用した医療・介護、ヘルスケア、農林業分野などへの事業拡大を図ることを目指している。
その1つとして、ロボティクスを生かしたプロダクトやサービスを手がける㈱SHIN-JIGEN（奈良市）と共同で新しい事業開発に取り組むことになった。
椿本チエインの機械部品から搬送システムまで幅広く事業展開する強みと、アシストスーツの開発・普及に20年にわたって取り組み、数々のロボット事業を手がけた実績を持つ藤本弘道氏が率いるSHIN-JIGENの豊富な知見を掛け合わせることにより、新しい価値を創造していく。
■ 「株式会社SHIN-JIGEN」について
所在地：奈良県奈良市
代表者：代表取締役兼CEO 藤本 弘道
設立：2022年５月
事業内容：ロボティクスに基づく人間拡張・人間扶助のテクノロジー