東海理化、約32億円投じ秋田県に新会社(新工場)を設立

・東北地方初の拠点で、ビジネス拡大を目指す

 ㈱東海理化(愛知県丹羽郡大口町)は9月2日、秋田県横手市に新会社(新工場)を設立することを決定したと発表した。顧客であるトヨタ自動車東日本向けをはじめとした東北地方でのビジネス拡大、モノづくり による地域貢献をねらいとしている。

 東海理化はこれまで、国内では愛知県を中心に、スイッチ類、シートベルト、キーロックなどの自動車用部品を製造販売してきた。今回、多くのトヨタ自動車グループが生産拠点を設ける東北地方におい て、初となる生産拠点を設立し、アウターミラーや電気信号式のシフトレバーなどの製品を生産する。

 新会社では、製品生産の一翼を担う拠点として、顧客の要望に迅速に対応し、各製品の生産体制・競争力のさらなる強化と売上拡大を目指していく。

 東海理化は今後、新会社が地域に根付き信頼され、東北地方の活性化に貢献するとともに、地域社会に 愛される会社となるべく取り組んでいく。

<新会社・工場概要>
所在地:秋田県横手市柳田 4 番 9 号 (横手第二工業団地内)
資本金:未定(株式会社東海理化 100%出資)
生産品目:アウターミラー、シフトレバー(電気信号式) 他
生産開始:2025 年 1 月(予定)
土地面積:約 20,400 平米
建物延床面積:約 6,800 平米(予定)
投資額:約 32 億円(予定)
人員数:約 70 名(2024 年度)、約 120 名(2027 年度)

<株式会社東海理化 概要>(参考)
設立:1948年8月30日
資本金:228 億円(2022 年 3 月末日現在)
売上高:4,873 億円(連結 2021 年度)
人員数:20,083 人(連結 2022 年 3 月末日現在)
生産品目:スイッチ類、シートベルト、キーロック、シフトレバー、ステアリングホイール、ミラー 他
主要客先:国内・海外自動車メーカー
子会社・関連会社:国内 11 社、海外 33 社(2022 年 3 月末現在)

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