・ロボットとねじ締めの融合による品質・生産性の向上
日東精工(京都府綾部市)は8月8日、㈱安川電機と共同開発の垂直多関節型ロボットとねじ締めドライバを融合させた「ねじ締めロボットSR825ARシリーズ」を10月1日より販売開始すると発表した。
これまでのねじ締めロボットでは、ねじ締めドライバと位置決めロボットはコントローラが分かれており、操作やプログラムも別々で、使い勝手や連携した動作に課題があった。この課題に対し、ねじ締めドライバと位置決めを行うロボットをロボットコントローラ側で一括制御することで、ねじ締めドライバとロボットの融合した動作が可能となり、かつ一元的な管理によりねじ締め工程の効率化が期待できる。また、構成機器の削減によるエネルギーの低減や作業現場での操作の簡素化によるセットアップ時間の短縮など多くのメリットが生まれる。
近年は、製品形状の複雑化かつ多様化により、垂直多関節ロボットによる設備の自動化が増えつつあり、垂直多関節ロボットを数多く製造する株式会社安川電機との共同開発を進めてきた。
詳細は、ニュースリリース
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