豊田自動織機の産業車両、22年4〜6月売上は23.5%増の5,154億円、22年度予想は12.4%増の 2兆120億円

・主力のフォークリフトが北米で増加

 ㈱豊田自動織機が7月29日に発表した2023年3月期(2022年度)第1四半期(4〜6月)連結業績によると、産業車両は、主力のフォークリフトトラックが主に北米で増加したことにより、売上高は前年同期 を982億円(23.5%)上回る5,154億円となった。営業利益は同24.5%減の339億円となった。

 豊田自動織機2023年3月期第1四半期(産業車両)データ

 また、販売台数は前年同期比1.4%増の71,000台(前年同期:70,000台)となった。内訳は、日本が12,000台(11,000台)、北米22,000(18,000台)、欧州19,000台(24,000台)、その他18,000台(17,000台)。

 2023年3月期(2022年度)の予想は、前年度比20.6%増の340,000台(前回予想:349,000台、前年度:282,000台)と下方修正した。内訳は、日本50,000台(49,000、47,000台)、北米109,000台(115,000台、76,000台)、欧州105,000台(108,000台、92,000台)、その他76,000台(77,000台、67,000台)。

 全社の2022年度通期連結業績予想については、連結売上高 3兆1,000億円、営業利益 1,700億円、税引前利益 2,500億円、親会 社の所有者に帰属する当期利益 1,850億円。産業車両セグメントの売上高は、前年度比12.4%増の 2兆120億円。 いずれも前回予想を据え置いている。

 なお、為替レートについては、1USドル130円、1ユーロ136円を前提としている。

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