住江織物、メキシコ子会社に合成皮革の製造ライン新設

 住江織物は7月 26 日、7月 15 日開催の取締役会において、メキシコ子会社である Suminoe Textile de Mexico, S.A. de C.V.(以下、STM)における、自動車内装材向け合成皮革製造ラインの新設を決議したと発表した。

 住江織物グループの自動車内装事業は、天井材、シート表皮材、カーマット、フロアカーペットなど、足元から天井まで自動車内装材をトータルで供給できるのが最大の特長。また、日本国内だ けではなく、米国、メキシコ、中国、タイ、インドネシア、インドの海外6ヵ国 12 拠点に製造・販売 拠点を拡げ、世界最適供給体制を目指している。

 今回、STM に合成皮革製造ラインを新設することにより、北中米における合成皮革市場の拡大に 対応し、提案力と競争力のさらなる強化を図る。

 今後も引き続き、高度な加工技術とシート企画開発力・デザイン力を活かし、住江織物グループの事業拡大を推進していく。

<新設製造ラインの概要>
所在地:メキシコ合衆国グアナフアト州イラプアト市カストロデルリオ工業団地内
投資金額:10 億円(予定)
生産能力:合成皮革 40 万 m/月
<今後の予定>
2023 年 7月:製造ラインの設置開始
2023年12月:先行生産
2024 年 3:量産開始

 ニュースリリース