・環境ビジョン2050 「地下資源消費ゼロ」に向け、不要な金属を原料として資源化する新工場の建設へ
セイコーエプソン(以下 エプソン)は7月20日、グループ会社であるエプソンアトミックス(以下 アトミックス)が、不要となった金属を金属粉末の原料として資源化する新工場を建設するため、八戸市と「八戸北インター工業団地16号区画」の土地売買契約を締結、同日調印式を行ったと発表した。
アトミックスは、新工場建設に向け、かねてより建設地の検討を進めてきた。
「八戸北インター工業団地」は、高速道路や港・空港など主要拠点への交通の利便性や海抜40~60mの高台に位置しているため津波リスクが少ないなど立地条件も良く、また現在アトミックス北インター事業所(八戸市北インター工業団地2-1-60)もあることから、同工業団地内に2拠点目としての用地を購入することにした。アトミックスでは、来年夏に工場の建設を開始し、2025年春の稼働を目指す。
アトミックスは、地元の協力を得ながら、金属粉末事業における新たな拠点として、またエプソングループの「環境ビジョン2050」に基づく「地下資源消費ゼロ」を目指す取り組みの第一歩として、金属の資源循環可能な拠点を目指す。
<土地取得概要>
取得日:2022年6月27日
取得地:八戸北インター工業団地16号区画
所在:青森県八戸市北インター工業団地 四丁目111番2
面積:約29,000m²