日立造船は7月5日、御坊広域行政事務組合(管理者:三浦源吾 御坊市長)より、汚 泥再生処理センターの建設工事を受注したと発表した。
同事業は 1988 年に竣工した和歌山県御坊市の御坊クリーンセンターの老朽化に伴い、より効 率的な水処理を行うため、現施設の隣接地に新たな汚泥再生処理センターを建設するもの。今回、総合評価一般競争入札審査会が実施した価格点と技術点の総合評価により、日立造船が受注した。稼働後は 122kl/日のし尿処理などが行われる。
日立造船は、今後も上下水処理や海水淡水化事業を通じてクリーンな水を提供し、SDGs(持続可能 な開発目標)の達成や循環型社会の実現に貢献をしていく。
<受注概要>
発注者:御坊広域行政事務組合 管理者:三浦源吾 御坊市長 (構成市町:御坊市、美浜町、日高町、由良町、印南町、日高川町)
建設地:和歌山県御坊市熊野地内
敷地面積:約18,000m²
処理方式:生物学的脱窒素処理方式+高度処理、汚泥は助燃剤化
処理能力:122kl/日
工事範囲:汚泥再生処理センター建設に伴う設計・施工一式、敷地造成工事、搬入道路工事、既設解体撤去工事
納期:2027年3月
受注金額:40億2千万円(税抜)