中国電機サービス社(山口県下関市)は、下関市長府扇町に新本社工場を建設する。山口県は6月27日、県の立会の下、7月5日に、同社と下関市による新本社工場建設の協定の調印式が行われると発表した。
船舶業界では、カーボンニュートラルへの対応が必要不可欠となっていることから、今回、環境に配慮した蓄電池システムを開発・製造するため、本社近隣地に工場を建設し、蓄電池システムユニットの製造設備を導入する。
<設備投資計画の概要>
事業所名:株式会社中国電機サービス社(新本社工場)
所在地:下関市長府扇町6-79
事業内容:ハイブリット蓄電池システムユニットの商品開発・製造及び現産品群の製造強化
操業開始予定:2023年7月
投資額:12.5億円(土地、建物、機械設備等を含む)
計画雇用人数:5人(正社員)
<株式会社中国電機サービス社の概要>
代表者:代表取締役社長 花本 浩二
所在地:下関市長府扇町4番30-2号
設立:1978年(昭和53年)4月
資本金:1.000万円
従業員数:69人
主な事業:配電盤・動力制御装置製造業、船舶用主配電盤・監視盤・集合始動器盤・分電盤・IBSコンソール・蓄電池充放電盤等の船舶向け製品の製造・産業用自動化制御盤・ソフト開発等の陸上設備向け製品の製造