荏原製作所 、DX注目企業2022に選定

 ㈱荏原製作所は6月8日、経済産業省・東京証券取引所・独立行政法人情報処理推進機構が選定する「DX注目企業2022」に初選定されたと発表した。

 荏原製作所は、長期ビジョン「E-Vision2030」、中期経営計画「E-Plan2022」において、DX戦略を掲げ、積極的にDXを推進している。今回、コンプレッサ・タービン製品の個別受注設計生産における3Dパラメトリック手法による設計の自動化とごみ識別AI搭載の自動クレーンシステムが評価された。「DX銘柄」および「DX注目企業」に選定されるためには、経済産業省からDX認定を取得したDX認定事業者であることが条件となっており、荏原は2021年4月に「DX認定事業者」として認定された。

 荏原のDXの取り組み事例(P.51)
①個別受注設計生産における3Dパラメトリック手法による設計の自動化
②「 AIクレーン」および「配管点検ロボット」の開発、 商用化
「DX銘柄2022」選定企業レポート

■「DX注目企業」とは
 DX銘柄は、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を、業種区分ごとに選定して紹介する制度。DX注目企業は、DX銘柄に選定されていない企業の中から、特に企業価値貢献部分において、注目されるべき取り組みを実施している企業を、DX銘柄評価委員会が審査し選定している。

 ニュースリリース