三菱重工とロジスネクスト、マイナス25℃冷凍倉庫対応レーザー誘導方式無人フォークリフトをニチレイロジグループと共同開発

・全国の三菱ロジスネクスト販売店で6月から販売開始

 三菱重工業と三菱重工グループの三菱ロジスネクストは6月6日、マイナス25℃冷凍倉庫対応レーザー誘導方式無人フォークリフト(レーザーAGF)「PLATTER Auto 冷凍倉庫仕様(1.5~3.0トン積)」を、㈱ニチレイロジグループ本社と共同開発したと発表した。2022年6月6日より全国の三菱ロジスネクスト販売店を通じて販売する。

 マイナス25℃クラスの冷凍倉庫においては霧や結露がレーザーAGF運用の障害となるため、走行ルート上の床面に磁気棒を敷設する磁気誘導方式のAGFを導入する必要があった。今回の新機種は、マイナス10℃クラス対応のレーザーAGFをベースに、磁気誘導方式AGFで培った冷凍環境対応部品、マイナス25℃クラスに対応した電装品やセンサーを採用し、防錆対策を実施した車両での実証実験などを経て国内初の製品化を実現したもの。これにより、従来からの課題である低温環境下における作業者の負担や、慢性的な人手不足による業務稼働の不安といった課題を解決する。

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