日本建設機械工業会が5月31日に発表した2022年4月の建設機械出荷金額によると、内需は11.3%増加の640億円、外需は6.1%増加の1,585億円となった。その結果、内需は6カ月連続の増加、外需は18カ 月連続の増加となった。総合計では7.5%増加の2,225億円となり、18カ 月連続の増加となった。
■ 内需は11.3%増の640億円、6カ月連続の増加
内需について機種別に見ると、油圧ショベル13.7%増加の196億円、ミニシ ョベル12.9%増加の59億円、建設用クレーン42.1%増加の94億円、道路機械20.2%増加の23億円、コンクリート機械34.8%増加の17億円、油圧ブレ ーカ・圧砕機25.5%増加の18億円、その他建設機械10.7%増加の51億円の 7機種と補給部品5.8%増加の111億円が増加し、内需全体では11.3%の増加 となった。
■ 外需は6.1%増の1,585億円、外需は18カ月連続の増加
外需について機種別に見ると、トラクタ7.9%増加の180億円、油圧ショベル 2.7%増加の618億円、建設用クレーン86.3%増加の45億円、油圧ブレーカ・ 圧砕機27.7%増加の9億円、その他建設機械11.8%増加の206億円の5機種 と補給部品23.5%増加の211億円が増加した。
地域別に見ると、北米が 16カ月連続で増加、アジアが14カ月連続で増加するなど全9地域中5地域で増加 し、外需全体では6.1%の増加となった。
■4月の油圧ショベル国内出荷台数は11.5%増の1,461台
また、4月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ526台(前年同月比8.4%減少)、油圧ショベル1,461台(同11.5増加)、ミニショベル2,022台(同18.8%増加)、クローラクレーン10台(同47.4%減少)、ラフテレーンクレーン65台(同22.6%増加)、アスファルトフィニッシャ31台(同:3.1%減少)――となった。