ヒーハイスト、埼玉工場内に「無人工場棟」を建設、直動機器を増産

 

 ヒーハイスト(埼玉県川越市) は5月26日、直動機器を増産するため、埼玉工場内に「無人工場棟」建設すると発表した。

 デジタル化の進展で、半導体の需要は年々高まっていることや、自動化関連及び医療関連の需要が伸長しており、既存の工場は高稼働状態が続いている。このため、製品の供給に将来支障をきたす状況が予測される。

 またコロナ後を見据えての設備投資計画において、既存工場が手狭になることも予測される。このため、ヒーハイストは直動機器のスマート生産体制の確立を目的として、埼玉工場に無人工場棟を新設し、生産増強を図ることにした。

 ヒーハイストは、「スマート生産プロジェクト」の重点課題として、設備の維持更新を軸とした設備投資を検討してきたが、無人工場の計画はその一環。

<設備投資の概要>
名称 : 埼玉工場 無人工場A棟
所在地 : 埼玉県川越市今福580番地1
延床面積 : 693.65m²
投資金額 : 約2億円(生産設備、移動費用は含まない)
資金計画 : 自己資金
着工予定 : 2022年10月
完成予定 : 2023年3月

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