・スマホで墨出しを強力にサポート
・建築施工のDXをさらに推進
・建築現場でのワンマン位置出しを更に効率化
㈱トプコン(東京都板橋区)は5月25日、昨年12月に発売した「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」による建築施工現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)をさらに推進するAutodesk®の設計ソフトウェアAutoCAD®やRevit®連動の位置出し用座標抽出ソフトウェア「Point Manager」を発売したと発表した。
高精度位置出し機「楽位置」(らくいち)と、スマホ用建築現場向けワンマン位置出し誘導アプリケーションソフトウエア「楽墨」(らくずみ)による「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」は、技能者不足に課題を抱える施工現場において、誰でも、1人で、簡単に位置出しや検査を行えることにより、作業者の人員削減と作業時間の短縮に大きな効果があると、発売以来好評。
この「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」による利用シーンが広がっていく中で、その作業のベースとなる設計段階で作成されたCAD図面(3次元デジタルモデル)から施工現場での作業情報を抽出する準備作業の効率化が、さらなる生産性向上への鍵となる。
今回、新たに発売するPC用の座標抽出ソフトウェア「Point Manager」を利用すること、この準備作業を大幅に効率化し、「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」を更に強力なシステムへと進化させた。
「Point Manager」は設計で使われるソフトウェアとして世界的に大きな市場シェアを持つAutodesk®の製品と連動して動作し、設計の中で定義されている同じ属性を持つ部材や工事情報から、「楽墨」へ入力する作業情報を自動で一括して抽出することが可能。
「Point Manager」を利用することにより、従来の手作業による作業情報の抽出と比較して、準備時間が90%以上効率化(同社調べ)する事ができ、施工現場におけるデジタルデータ活用の敷居をさらに下げ、幅広く利用してもらうことで、作業者の人員削減と作業時間の短縮を両立させ、生産性と品質を大幅に向上させる事ができる。
トプコンは今後も、建築施工現場が抱える課題解決に向けたソリューションを提供し、建築施工の生産性向上に貢献していく。
詳細は、ニュースリリース
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