Metso Outotec(メッツォ・オートテック):2022年5月20日
Metso Outotecは、鉄鉱石火格子窯ペレットプラントのエンジニアリングおよび主要機器をVulcan Pelletizing LLC.(バルカン・ペレタイジング・LLC)に納入するための契約に署名しました。プラントは、オマーンのスルタン国Sohar(ソハール)の工業港に位置しています。受注額は約3,300万ユーロで、Metalsの2022年第2四半期の受注で計上されています。ペレットプラントは、オマーンのJindal Shadeed Iron & Steel LLC(ジンダルシェード・アイアン&スチール・LLC)にペレットを供給します。
Metso Outotecの納入範囲は、走行格子、ロータリーキルン、環状クーラーなどのコアペレタイジングプラント機器の供給で構成されています。この設計は、Metso Outotecが現在インドの顧客に供給している火格子窯プラントに基づいています。同プラントは、年間600万トンの高品質鉄鉱石ペレットを生産する計画で、2023年末までに稼働する予定です。
「これは、過去16ヶ月以内に6 mtpaの火格子窯ペレタイジングプラントの3番目の注文です。Metso Outotecは、鉄鉱石ペレット化におけるバルカングループの選ばれたパートナーであることを誇りに思っており、バルカングループを世界クラスのペレット製品でグローバルリーダーに推進することを楽しみにしています」と、Metso Outotecの熱伝達製品担当バイスプレジデント、Chris Urban(クリス・アーバン)は述べています。
Metso Outotecは、火格子窯ペレットプラントの世界有数のサプライヤーであり、世界中で50以上の設置を行い、合計130 mtpa以上の生産を行っています。Metso Outotec技術は、プラント全体の運用コストを最小限に抑えながら、優れた品質のペレットを生成します。
■ Metso Outotecについて
Metso Outotecは、世界中の骨材、鉱物処理、金属精製業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューションとサービスの最前線にいます。顧客のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、製品とプロセスの専門知識で環境リスクを軽減することにより、私たちは前向きな変化のパートナーです。 Metso Outotecは、科学に基づいた目標を掲げて、地球温暖化を1.5°Cに制限することに取り組んでいます。
フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人以上の従業員を擁し、2021年の売上高は約42億ユーロ(約5,460億円、130円換算)でした。同社はNasdaq Helsinkiに上場しています。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。