Sandvik AB（サンドビックAB）：ストックホルム、2022年5月20日
サンドビックは、高精度穴あけ、リーマ、フライス加工、ツーリングシステムにおける切削工具およびソリューションプロバイダーであるスペインに本拠を置くPreziss社を買収する契約に署名した。 Prezissの買収により、サンドビックは自動車市場の軽量部品に向けた提供を強化する。 同社は、サンドビック・マニュファクチャリング・アンド・マシニング・ソリューションズの一部門であるサンドビック・コロマントで報告される。
「成長戦略への転換を引き続き実行できることを大変うれしく思います。軽量材料における当社の地位を強化することは、サンドビックの製造・機械加工ソリューションにおける重要な優先事項の1つです」と、サンドビックのStefan Widing （ステファン・ワイディング）社長兼最高経営責任者(CEO)は述べています。
Prezissはグローバルに事業を展開し、自動車業界の大手企業に販売しています。同社はヨーロッパとメキシコで強力な存在感を示しています。Prezissは、軽量製品と生産、アフターマーケットサービスのための高度なエンジニアリングとアプリケーション知識を備えたコンポーネント加工のための完全なソリューションプロバイダーです。アルミニウムなどの軽量材料の製造は、自動車や航空宇宙などの分野で、特により持続可能な輸送と燃料消費の削減への移行において、ますます重要になっています。
「Prezissの買収は、軽量材料で成長し、完全な製品とサービスを提供することによって自動車アルミニウムセグメントにおける当社の地位を強化するという当社の戦略と一致しています。Prezissをグループに迎えることを楽しみにしています」とサンドビック・マシニング・ソリューションズの社長、Nadine Crauwels （ナディーン・クラウウェルズ）は述べています。
Prezissは1971年に設立され、75人の従業員を擁し、スペインのモンガットに本社を置いています。同社の2021年の売上高は約1,000万ユーロ（約13億円、130円換算）で、EBITAマージンはサンドビック・マニュファクチャリング・アンド・マシニング・ソリューションズに中立である。サンドビックの1株当たり利益への影響は限定的ではあるが、プラスとなる。この取引は2022年第3四半期に完了する予定で、慣習的なクロージング条件の対象となります。
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。