日立造船は5月13日、100%子会社で、ごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などを手がけ る Hitachi Zosen Inova AG(スイス、以下、HZI)が、ヨーロッパ各地で廃棄物関連 のプロジェクトを手掛ける Indaver NV(ベルギー)より、英国でのごみ焼却発電プラントの設 計・建設を受注したと発表した。
同プロジェクトは英国のエセックス州に新たなごみ焼却発電プラントを建設するもの。プ ラントの稼働は 2026 年を予定しており、稼働後は年間 595,000 トンの一般廃棄物が処理される。
日立造船グループは、国内外で約 1,000 件のごみ処理プラントを納めている。また、同案件は日立造船グループが重要な市場と位置付けている英国およびアイルランドにおける 18 件目のプロジェク トとなる。日立造船グループは、今後もごみの衛生的な処理やクリーンエネルギー技術を通じ て、国連サミットで採択された SDGs(持続可能な開発目標)達成や循環型社会の実現に取り組 んでいく。
<受注概要>
発注先:Indaver NV
建設地:英国 エセックス州 Rivenhall
ごみ処理量:595,000t/年
納期 :2026 年(第 1 四半期)