豊田自動織機の産業車両、21年度売上は25%増の1兆7,894億円、22年度予想は12.4%増の 2兆120億円

・主力のフォークリフトが欧州で増加

 ㈱豊田自動織機が4月28日発表した2022年3月期(2021年度)連結業績によると、産業車両は、市場は北米や欧州が拡大し、全体で好調に推移した。そのなかで、主力のフォー クリフトトラックが主に欧州で増加したことにより、売上高は前年度を3,580億円(25.0%増)上回る1兆7,894億円、営業利益は同3.4%増の1,136億円となった。

 豊田自動織機2022年3月期データ

 また、販売台数は前年同期比12.8%増の282,000台(前年同期:250,000台)となった。内訳は、日本が47,000台(45,000台)、北米76,000台(80,000台)、欧州92,000台(77,000台)、その他67,000台(48,000台)。

 2023年3月期(2022年度)の予想は、前年度比23.8%増の349,000台(前年度:282,000台)。内訳は、日本49,000台(47,000台)、北米115,000台(76,000台)、欧州108,000台(92,000台)、その他77,000台(67,000台)。

 

 全社の2022年度通期連結業績予想については、連結売上高 3兆1,000億円、営業利益 1,700億円、税引前利益 2,500億円、親会 社の所有者に帰属する当期利益 1,850億円とした。産業車両セグメントの売上高は、前年度比12.4%増の 2兆120億円。

 なお、為替レートについては、1USドル120円、1ユーロ130円を前提としている。

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