モリタホールディングス、子会社 Bronto Skylift が米国で大型受注

・北米で最も高い 104m の高所作業車

　㈱モリタホールディングスは4月27日、連結子会社である Bronto Skylift Oy Ab(ブロント・スカイリフト、フィンランド)が、米国の Kardie Equipment LLC （カーディ・イクイップメント社）より高所作業車の大型受注を獲得したと発表した。

　Bronto Skylift は、かねてより商談を進めてきた米国のレンタル企業である Kardie Equipment より、高さ 104m を誇る S341HLA 数台を含む多数の高所作業車を受注した。これは、Bronto Skylift の北米での過去最大規模の受注案件の一つとなる。

　世界最大の高さをラインナップに持つ Bronto Skylift の高所作業車は、風力発電等のさまざまな施設の保守・メンテナンスで使用されており、特に、北米の風力発電施設のハブの平均的な高さは 90m と大型で、この度受注した 104m の S341HLA は理想的なソリューションとなる。

　米国での再生可能エネルギーインフラへの投資拡大に伴い、Bronto Skylift の北米市場における高所作業車の受注も、モリタホールディングスが連結子会社化した 2016 年以降、CAGR(年平均成長率)約 30%の伸びを見せている。

　今後ともモリタホールディングスグループは、このようなサステナビリティ課題に対応する事業を拡大し、企業価値の向上を目指していく。

■Bronto Skylift について
　Bronto Skylift は 2016 年にモリタホールディングスが連結子会社化した企業で、屈折はしご付消防車及び高所作業車の世界トップブランド。フィンランドに本社を置き、世界 100 ヵ国以上に製品を販売している。