ボイラー製造の㈱よしみね(大阪市西区)は、三重県亀山市に新工場を建設する。市内の工業団地「亀山・関テクノヒルズ」に約40億円を投じて2022年10月から建設する。三重県亀山市は4月26日、よしみねと立地協定を締結した。複数メディアが報じた。
新工場は老朽化していた京都工場(京都府京田辺市)の機能を移転する。敷地は約2万3,000㎡で、鉄骨造り平屋建て6,600㎡のボイラー製造棟や倉庫の建設を計画。当初は新規採用も含めて30人程度を雇用し、大阪市の本社機能の一部も移転する。
同社は業務用ボイラーの製造を手掛けており、近年は木質バイオマス発電所向けの出荷が増えていた。亀山市を進出先に選んだ理由として、顧客の多い四日市市のコンビナートに近いことをあげている。