井村屋(三重県津市)は4月8日、グループ全体で進めている成長戦略の一環として、新たに津市の中勢北部サイエンスシティ内に新工場を建設すると発表した。
井村屋グループでは2021年度、米国事業会社であるIMURAYA USA, INC.に日本製品輸出の総代理店化を企画し、現地への輸出・販売が順調に進んでいる。その生産部門を担う井村屋は幅広いカテゴリーの生産機能を有し、今後の国内外での成長戦略の中で輸出やEC販売への供給能力の向上、ロジスティック機能の強化など様々な課題に対応していく必要性がある。
今回、成長分野への商品供給基地としての位置づけで、AI・DXを取り入れたコストダウンによる市場競争力の高い新工場を設けることで、顧客への価値提供を推進していく。
<あのつFACTORY工場概要>
場所:三重県津市あのつ台一丁目8番1 中勢北部サイエンスシティ内
敷地面積:21,827㎡
建築面積:7,112㎡
契約内容:土地・建物所有者である株式会社宝輪(本社:三重県鈴鹿市国府町5696-1)と賃貸借契約を締結予定
※工場内の設備・機械は井村屋グループで投資予定
投資金額:約12億円を予定
稼働予定日:2023年3月上旬予定
従業員数:約80名
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