・2022年11月からの増産で供給体制を強化
東洋機械金属は4月7日、中国・江蘇省にある中国常熟工場(東洋機械常熟有限公司)の第3期工事に着工したと発表した。
常熟工場は「グローバル生産」の一環として2007年に設立、初の海外生産拠点として現地生産を開始、中国国内、並びにアジア諸国向け成形機、ダイカストマシンを生産している。当時の中国経済の好調を背景に2015年には第2工場を建設、現在では高速射出(ツインモータ射出)を標準仕様とした、常熟オリジナル高スペックモデル「CSシリーズ」を中心に生産・販売を行っている。
今回フル生産が続いていた第1、第2工場に加え、面積3.333平方メートルの常熟工場敷地内に、延べ床面積2.755平方メートル規模で第3工場を建設、稼働により常熟工場の月平均生産能力は150台以上となる。
同社は、今後もEV・医療・5G関連市場の拡大に対して、同市場に適した中小型のCSシリーズ増産による機械性能・納期を優先した事業を展開していく。
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