㈱フジシールインターナショナル (大阪本社:大阪市淀川区)は3月9日、山形県天童市が整備を進めている山口西工業団地の工場用地を取得したと発表した。
新工場用地取得は、同社のビジョンである「人と環境にやさしい価値を届ける」を実現し、同社の強みであるトータルパッケージングサービスをより一層付加価値の高いものに変えていくためのモデル工場とし て位置づけている。
取得予定地に新たに設立する工場は「サステナブルな設計」をコンセプトとし、省エネだけでなく、 創エネ(工場からの排出ゴミをリサイクルしエネルギーとして活用するなど)を組み合わせることで、 従来よりも大幅な環境負荷低減を見込むとともに、顧客へ新しい付加価値の提供を目指す。また、生産合理化設備の導入、働き方改革(DX推進)などを推進する。
2016年に新設した山口県宇部工場とともに、日本の東西において長期に渡り安定した供給体制を構築することで供給責任を果たし、環境にやさしいモノ作り体制で新しい付加価値を創造する。ま た、中長期のビジネス発展に向けたフジシールグループの新たな事業開発拠点とする。
<取得資産の内容>
所在地 :山形県天童市山口西工業団地※
敷地面積 :77,645 m²
取得価額 :1,155 百万円
用途:工場・倉庫
※山形県天童市山口西工業団地は、企業立地の促進や雇用の確保など、地域創生に取り組むため、 天童市が整備している新たな工業団地。
<取得の日程>
2022年3月下旬(予定) :売買契約締結
2022年4月中旬(予定) :土地所有権移転予定