不二越、高速・高精度ロボット「MZ Fシリーズ」を市場投入

 ㈱不二越は3月30日、顧客のさらなる生産性向上や電機・電子部品の小型化による高精度化の要求に対応し、従来の「MZ07」をより高速・高精度化した「MZ07F」、「MZ07LF」を市場投入するほか、可搬重量7Kg 以上でより大きな動作範囲が求められる生産現場向けに、スリムで軽量な「MZ10LF」をラインナップに追加すると発表した。

■小型ロボット市場の拡大
 生産年齢人口の減少にともなう人手不足の解消や人件費の高騰を背景に、ものづくりの現場では、生産性向上や効率化を目的に、ロボットを活用した自動化が加速している。とくに、電機・電子分野ではその動きが顕著で、ロボットの導入が急速に拡大している。

■ 不二越のとり組み
 不二越は、2013 年の高速・小型・軽量を特長とする「MZ07」の発売を皮切りに、「MZシリーズ」のラインナップ拡充を進め、全世界の小型ロボット市場の深耕に取り組んできた。「MZシリーズ」は産業機械、電機・電子分野などの幅広い業種において高い評価を獲得し、ものづくりの現場の生産性向上に貢献している。

 不二越は、今後も顧客の生産現場に合わせて、最適なロボットを提供するとともに、利便性の高いアプリケーションの開発を進め、顧客おの生産性と品質の向上に貢献していく。

<販売目標>
MZ07F/MZ07LF :12,000 台/年(2022 年度)
MZ10LF:2,000 台/年(2022 年度)

 詳細は、ニュースリリース